札幌記念の傾向とレースガイド(G2)
札幌記念は、夏の札幌競馬場の芝2000mで行われるG2である。どの馬も決まった斤量で走る定量戦なので、G1で実績のある馬が秋に向けて走り出すレースとしてよく選ぶ。2016〜2025年の10年間では1番人気が1勝もしておらず、前走でG1を走った馬が上位に多く入っている。
札幌記念のレースガイド
札幌記念は、夏の札幌競馬場の芝2000mで行われるG2である。どの馬も決まった斤量で走る定量戦なので、G1で実績のある馬が秋に向けて走り出すレースとしてよく選ぶ。2016〜2025年の10年間では1番人気が1勝もしておらず、前走でG1を走った馬が上位に多く入っている。
| 格付け | G2(1997年にG3から格上げ。夏の開催では唯一のG2) |
|---|---|
| 競馬場・距離 | 札幌競馬場 芝2000m(右回り) |
| 出走条件 | サラ系3歳以上(国際)(特指) |
| 負担重量 | 定量。2026年は3歳55kg、4歳以上58kg、牝馬は2kg減 |
| 例年の時期 | 8月中旬。2026年は8月16日に第62回として行われた |
| 1着賞金 | 2026年は7000万円 |
| シリーズ | サマー2000シリーズの一戦 |
| 主な前哨戦 | 函館記念、安田記念、大阪杯、宝塚記念、香港のクイーンエリザベス2世カップなど |
レースの特徴と歴史
1965年に始まった、札幌競馬場で最も古い重賞である。当時の札幌には芝コースがなく、初めは砂やダートで行われていた。芝2000mになったのは1990年からである。1997年に8月中旬へ時期が移ってG2に上がり、斤量の決め方はハンデから別定に変わった。2006年からは、実績のある馬が出やすいように定量戦になった。斤量のそろった夏の数少ない大きなレースで賞金も高いため、G1を勝った馬や後にG1を勝つ馬がよく出てくる。
過去の傾向
2016〜2025年の10年間で、1番人気は2着3回・3着3回で、勝ちはなかった。2番人気は4勝している。2026年も1番人気は8着で、3番人気の馬が勝った。枠は同じ10年間で1枠が4勝と目立つ。ただ、3着以内の数は集計したサイトによって少し違う。脚質はある集計で差しが4勝と最も多く、4コーナーで後ろにいる追込は勝っていない。前走のクラスで見ると、国内のG1を走った組が3着以内率40%で最もよく、前走がリステッド以下だった馬は3着以内に入っていない。
主な前哨戦
出走が最も多いのは同じ北海道のG3、函館記念を走った組である。2016〜2025年の10年間で3勝しているが、3着以内率は約11%と低い。同じ期間に、安田記念組は11頭中6頭、香港のクイーンエリザベス2世カップ組は5頭中3頭が3着以内に入った。大阪杯組や宝塚記念組も上位に入ったことがある。牝馬は、札幌で2週間前にあるクイーンステークスから来ることもある。
予想のポイント
まず前走がG1かどうか、そのG1で人気や着順に見合った走りをしていたかを確かめたい。ある集計では、2016〜2025年の勝ち馬の半数は前走6着以下だった。前走の着順が悪くても、それだけで外すのは早いといえる。参考として、このサイトが2024年7月〜2026年9月の札幌芝2000m全66レースを集計した数字がある。このコースでは1番人気の勝率が30.8%、勝ち馬の約8割が4コーナーで4番手以内にいた。ただしこれは下のクラスも含むコース全体の数字で、札幌記念だけを見ると差しの勝ちも多い。トップクラスの馬が集まるこのレースでは、コース全体とは違う展開になりやすい点に注意したい。
このコースの過去のレース結果の傾向:札幌芝2000mの傾向