馬券の種類8つをやさしく解説:当たりやすさと配当の関係

馬券は「何頭を当てるか」と「着順まで当てるか」で8種類に分かれる。初めてなら、3着以内に入る1頭を当てる複勝か、3着以内の2頭を当てるワイドから始めると当たる感覚をつかみやすい。
8種類の馬券
| 馬券 | 当たりになる条件 | 着順 | 12頭立ての組み合わせ |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 1着の馬を当てる | ― | 12通り |
| 複勝 | 3着以内に入る馬を当てる(7頭以下のレースは2着以内) | ― | 12通り |
| 枠連 | 1着と2着の馬の「枠番」を当てる | 問わない | 最大36通り |
| 馬連 | 1着と2着の馬を当てる | 問わない | 66通り |
| ワイド | 3着以内に入る2頭を当てる | 問わない | 66通り |
| 馬単 | 1着と2着の馬を着順どおりに当てる | 問う | 132通り |
| 3連複 | 1〜3着の3頭を当てる | 問わない | 220通り |
| 3連単 | 1〜3着の3頭を着順どおりに当てる | 問う | 1,320通り |
中央競馬(JRA)には、このほかに指定された5レースの1着をすべて当てる「WIN5」がある。地方競馬では、主催者によって売っている券種や販売の条件が少しずつ違う。
当たりやすい馬券ほど配当は低い
組み合わせの数が多い馬券ほど当てるのは難しく、そのぶん当たったときの配当は高くなる。12頭立てなら、単勝は12通りから1つを選べばよいが、3連単は1,320通りから1つを選ぶことになる。
馬券の配当は、売れたお金から一定の割合(控除)を差し引いた残りを、当たった人で分け合う仕組みで決まる。JRAの払戻率(売上のうち払い戻しに回る割合)は券種ごとに決まっている。
| 券種 | JRAの払戻率 |
|---|---|
| 単勝・複勝 | 80.0% |
| 枠連・馬連・ワイド・馬単 | 77.5% |
| 3連複 | 75.0% |
| 3連単 | 72.5% |
| WIN5 | 70.0% |
払戻率が低い券種ほど、長く買い続けたときに手元に戻るお金の平均は少なくなる。地方競馬の払戻率は主催者ごとに定められている。
AI予想の記録で見る「当たりやすさ」
このサイトでは、AIが毎日すべてのレースを予想し、買い目を各点100円で買ったものとして結果を記録している。10月26日から11月1日までの330レース・2,415点を券種ごとにまとめると、次のとおりになる。
| 券種 | 買った点数 | 的中 | 的中率 | 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 単勝 | 21点 | 2点 | 9.5% | 53.3% |
| 馬連 | 1,731点 | 138点 | 8.0% | 70.6% |
| ワイド | 328点 | 75点 | 22.9% | 79.1% |
| 馬単 | 4点 | 2点 | 50.0% | 217.5% |
| 3連複 | 331点 | 28点 | 8.5% | 56.1% |
ワイドの的中率は22.9%、馬連は8.0%、3連複は8.5%だった。当てる頭数が増えたり条件が厳しくなったりするほど、的中率は下がる。ただし、的中率が高いことと、収支がプラスになることは別の話である。これは回収率のコラムで詳しく説明する。
初心者はどれから買うか
- まずは複勝かワイド:3着以内に入ればよいので当たりやすく、レースの最後まで楽しめる
- 慣れたら馬連・3連複:着順は問わないまま、配当を上げられる
- 馬単・3連単は上級者向け:着順まで当てる必要があり、点数が増えやすい
馬券は20歳から購入できる。予想は的中を保証するものではないので、無理のない金額で楽しんでほしい。