東京新聞杯の傾向とレースガイド(G3)
東京新聞杯は、毎年2月ごろに東京競馬場の芝1600mで行われる4歳以上のG3である。春のマイルG1と同じ舞台で行われる。JRAの過去10年(2016〜2025年)のデータでは1番人気の勝ちは1回だけで、2〜5番人気の馬がよく馬券圏内に入っている。
東京新聞杯のレースガイド
東京新聞杯は、毎年2月ごろに東京競馬場の芝1600mで行われる4歳以上のG3である。春のマイルG1と同じ舞台で行われる。JRAの過去10年(2016〜2025年)のデータでは1番人気の勝ちは1回だけで、2〜5番人気の馬がよく馬券圏内に入っている。
| 格付け | G3(1984年からG3) |
|---|---|
| 競馬場・距離 | 東京競馬場 芝1600m(左回り) |
| 出走条件 | 4歳以上 |
| 負担重量 | 別定。馬の実績などで重量が変わる方式で、2026年は55kgから59kgまでの馬が出走した |
| 例年の時期 | 2月上旬から中旬ごろ。2026年は2月10日(火曜)に第76回が行われた。曜日や日付は年によって変わる |
| 創設 | 1951年 |
| 主な前走 | 京都金杯、中山金杯、マイルチャンピオンシップ、エリザベス女王杯、3勝クラスのレースなど |
レースの特徴と歴史
1951年に始まった長い歴史のある重賞で、1984年からG3として行われている。舞台の東京芝1600mは、安田記念やヴィクトリアマイルと同じコースである。そのため、春のマイルG1を目指す馬がその年の最初のレースとして使うことが多い。たとえば2018年のリスグラシューと2019年のインディチャンプは、ここを勝ってその年に初めてG1を勝った。2026年はトロヴァトーレが1分32秒2で勝った。
過去の傾向
JRAの過去10年(2016〜2025年)の集計によると、1番人気は1勝・3着内率30.0%にとどまる。一方、2〜5番人気の3着内率はどれも40%以上ある。同じ10年の勝ち馬10頭には、前走で勝ったか、負けても勝ち馬との差が0.9秒以内だったという共通点がある。さらに、10頭とも単勝7番人気以内で、枠は1〜6枠だった。前走の距離を見ると、2016年以降の1・2着馬20頭はすべて前走で1600m以上のレースに出ていた。参考として、このサイトが集計した東京芝1600mの全レース(2023年11月〜2026年10月の207レース)の数字も挙げる。勝ち馬の4コーナーの位置は先行(2〜4番手)が43.5%、中団(5〜9番手)が33.8%で、馬番の内・中・外による勝率の差は小さい。ただし、これは東京新聞杯だけの数字ではない。
主な前哨戦
東京新聞杯には、決まった「トライアル」のような前哨戦はない。過去の上位馬の前走を見ると、1月の京都金杯や中山金杯から来た馬が目立つ。2025年の勝ち馬ウォーターリヒトと2017年の勝ち馬ブラックスピネルは、どちらも前走が京都金杯で2着だった。G1帰りの馬も多く、マイルチャンピオンシップやエリザベス女王杯から来る馬がいる。JRAの分析では、前走がエリザベス女王杯だった馬は過去10年(2015〜2024年)で2勝・2着1回・3着1回と好成績である。また、別のデータサイトは、3勝クラスを勝って初めて重賞に挑む馬の好走にも注目している。
予想のポイント
このレースでは1番人気が勝ちきれない年が多い。そのため、人気だけで決めず、2〜5番人気あたりの馬の力関係もよく比べるとよい。前走の着順を見るときは、何着だったかだけでなく、勝ち馬とのタイム差にも目を向けたい。前走で大きく負けていても、G1のような強いメンバーの中での負けなら、評価を下げすぎないことも大切である。別定戦なので、各馬の負担重量の差も確かめておきたい。開催時期の馬場や展開で結果が変わることもあるので、過去の傾向は目安の一つとして使うのがよい。
このコースの過去のレース結果の傾向:東京芝1600mの傾向