クイーン賞の傾向とレースガイド(Jpn3)
クイーン賞は、船橋競馬場のダート1800mで行われる4歳以上の牝馬によるハンデキャップ重賞(JpnIII)である。1955年に始まり、地方競馬の牝馬重賞の中でも特に歴史が長い。2024年から開催が2月に移り、年が明けて最初の牝馬ダートグレード競走になった。
クイーン賞のレースガイド
クイーン賞は、船橋競馬場のダート1800mで行われる4歳以上の牝馬によるハンデキャップ重賞(JpnIII)である。1955年に始まり、地方競馬の牝馬重賞の中でも特に歴史が長い。2024年から開催が2月に移り、年が明けて最初の牝馬ダートグレード競走になった。
| 格付け | JpnIII(中央・地方の交流競走、ダートグレード競走) |
|---|---|
| 競馬場・距離 | 船橋競馬場 ダート1800m(左回り)。この距離のフルゲートは14頭 |
| 出走条件 | サラブレッド系4歳以上の牝馬 |
| 負担重量 | ハンデキャップ。2006年にハンデ戦になった |
| 例年の時期 | 2023年までは11月末〜12月上旬だったが、2024年から2月に移った。2027年は2月10日(水)に予定されている |
| 1着賞金 | 3000万円(2025年・2026年の実績) |
| 主な前哨戦 | 決まったトライアルはない。過去の上位馬は、前走がJBCレディスクラシックだった馬が多い。2月に移ってからは、チャンピオンズカップやブリーダーズゴールドカップから来た勝ち馬もいる |
レースの特徴と歴史
1955年に創設され、それ以来ずっと船橋のダート1800mで行われている牝馬重賞である。1997年に中央と地方の交流競走(ダートグレード競走)になり、2006年からはハンデ戦になった。長く11月末〜12月上旬に行われていたが、全国のダート競走の日程が見直されたことで、2024年から2月に移った。大井の牝馬重賞が園田へ移ったため、今では年が明けて最初の牝馬ダートグレード競走という位置づけである。地方所属馬がこのレースを勝つと、エンプレス杯(JpnII)に優先して出走できる。
過去の傾向
地方競馬全国協会の特設サイトによると、2016年から2025年までの10回で、1番人気は1着3回・2着3回・3着1回・4着以下3回だった。2番人気、3番人気も上位によく来ている。2025年版の同じ分析では、過去10回の連対馬20頭のうち18頭が1〜4番人気だった。所属別に見ると、同じ10年間でJRA所属馬の連対は16回で、地方所属馬より多い。それでも地方所属馬の勝利もあり、大井と川崎の馬が勝っている。脚質では、同じ10年間で逃げた馬が5勝し、連対は8回あったと報じられている。なお、2026年もトップハンデ57kgの1番人気テンカジョウが勝った。
主な前哨戦
11月末〜12月に開催していた頃は、JBCレディスクラシックから直接来る馬が多かった。2022年には1〜3着がすべて前走JBCレディスクラシックの馬だった。2月に移ってからは、前のレースとの間隔が空くため、前走はさまざまである。2024年の勝ち馬の前走はチャンピオンズカップ、2025年はブリーダーズゴールドカップだった。2026年の勝ち馬テンカジョウも、前走はチャンピオンズカップだった。南関東の馬では、前年秋に同じ船橋1800mで行われるマリーンカップや、地方の牝馬重賞を使ってくる例がある。
予想のポイント
ハンデ戦なので、実績のある馬ほど重い斤量を背負う。前の年の秋にどこを走ったかだけでなく、今回のハンデが何kgかを合わせて見る必要がある。データの上では上位人気、特にJRA所属の実績馬が強いが、斤量の軽い地方所属馬が上位に入る年もある。船橋1800mは4コーナーで馬群がばらけやすく、差し馬も勢いを落とさずに直線に入れるとされる。逃げ馬が好成績という数字とあわせて、展開を考えるとよい。なお、開催時期が変わったのは2024年からなので、時期が変わる前のデータがそのまま当てはまるとは限らない点に注意したい。