白山大賞典の傾向とレースガイド(Jpn3)
白山大賞典は、金沢競馬場のダート2100mで行われる3歳以上のダートグレード競走(Jpn3)である。持ち回りで開催されるJBCを除くと、金沢競馬場で行われるダートグレード競走はこのレースだけだ。2016〜2025年の10年間はJRA所属馬が毎年勝ち、5番人気以内の馬だけで3着までを占めた。
白山大賞典のレースガイド
白山大賞典は、金沢競馬場のダート2100mで行われる3歳以上のダートグレード競走(Jpn3)である。持ち回りで開催されるJBCを除くと、金沢競馬場で行われるダートグレード競走はこのレースだけだ。2016〜2025年の10年間はJRA所属馬が毎年勝ち、5番人気以内の馬だけで3着までを占めた。
| 格付け | Jpn3(ダートグレード競走) |
|---|---|
| 競馬場・距離 | 金沢競馬場 ダート2100m(右回り)。スタートは2コーナー付近で、ゴールまでにコーナーを6回通る |
| 出走条件 | サラブレッド系3歳以上 |
| 負担重量 | 別定。馬ごとの重さは実績などで変わり、細かい基準は今回確かめられていない |
| 例年の時期 | 9月下旬〜10月上旬。2026年は9月22日、2015〜2024年は9月下旬から10月上旬に行われた |
| 1着賞金 | 3000万円(2026年) |
| 主な前哨戦 | マーキュリーカップ(盛岡ダート2000m、Jpn3)、帝王賞(大井ダート2000m、Jpn1)など |
レースの特徴と歴史
1981年に2300mの重賞として始まり、2回目からは2600mで行われた。1997年にダートグレード競走となり、同時に距離が今の2100mになった。2007年は馬インフルエンザが流行したため、金沢所属馬だけの地方重賞として行われた。過去の勝ち馬には、後にG1やJpn1を勝ったスマートファルコン、ケイティブレイブ、ウィルソンテソーロ、ディクテオンなどがいる。秋のJBCクラシックへ向かう途中で使われることも多い。2026年はJBCクラシックが同じ金沢2100mで行われた年で、白山大賞典は5番人気のホウオウルーレットが勝った。
過去の傾向
所属:2016〜2025年の10年間、勝ったのはすべてJRA所属馬である。1997年以降で見ても、JRA所属馬が勝てなかったのは金沢所属馬限定だった2007年だけだ。人気:同じ10年間で、3着までに入ったのはすべて5番人気以内の馬で、配当が大きく荒れた年は少ない。脚質:同じ10年間の勝ち馬は逃げ4勝、先行6勝で、後方から追い込んだ馬は3着以内に一度も入っていない。枠:あるデータサイトの2015〜2024年の集計では、3着以内30頭のうち21頭が外寄りの5〜8枠だった。ただし集計した年の範囲がほかの項目と違うので、参考程度に見たい。
主な前哨戦
最もつながりが強いのは、7月に盛岡ダート2000mで行われるマーキュリーカップである。2020年のマスターフェンサー、2022年のケイアイパープル、2023年のウィルソンテソーロは、いずれも前走がこのレースだった。6月下旬の帝王賞から来る馬も目立ち、2024年の勝ち馬ディクテオンは帝王賞3着からの参戦だった。実績上位の馬は、同じ時期のJpn2・日本テレビ盃に出ることが多い。そのため、こちらは新しい勢力が集まりやすいという見方もある。
予想のポイント
金沢2100mはコーナーを6回回り、最後の直線も短い。そのため、スタミナに加えて前のほうにつける力と、器用に回れることが大事になる。データ上は、JRA所属で、人気が上位で、先行できる馬が中心になる年が多かった。ただし2026年は、5番人気の馬が勝負どころで一気に外から上がっていく「まくり」で勝った。前半の流れが速くなれば、前の馬が有利という傾向が崩れることもある。地元金沢の馬は、JRA所属馬を相手に2着に入った例はあるが、勝った例は少ない。