ファンタジーステークスの傾向とレースガイド(G3)
ファンタジーステークスは、京都競馬場の芝1400m外回りで行われる2歳牝馬限定のG3で、12月の阪神ジュベナイルフィリーズへ向かう関西の前哨戦である。過去10年(2016〜2025年)では1番人気が4勝した一方、10番人気以下が3着以内に7回入っている。人気通りに収まる年と大きく荒れる年がはっきり分かれるレースである。
ファンタジーステークスのレースガイド
ファンタジーステークスは、京都競馬場の芝1400m外回りで行われる2歳牝馬限定のG3で、12月の阪神ジュベナイルフィリーズへ向かう関西の前哨戦である。過去10年(2016〜2025年)では1番人気が4勝した一方、10番人気以下が3着以内に7回入っている。人気通りに収まる年と大きく荒れる年がはっきり分かれるレースである。
| 格付け | G3。正式名はKBS京都賞ファンタジーステークス。2026年が第31回 |
|---|---|
| 競馬場・距離 | 京都競馬場 芝1400m(外回り)。2020〜2022年は京都競馬場の改修工事のため、阪神競馬場の芝1400mで代わりに行われた |
| 出走条件 | 2歳牝馬のオープン(国際・指定) |
| 負担重量 | 馬齢(同じ年齢の馬はみな同じ重さを背負う方式)。2026年は全馬55kg。過去には54kgで行われた年もある |
| 例年の時期 | 10月末〜11月初めの京都開催の土曜日。2026年は10月31日 |
| 主な前哨戦 | 小倉2歳S、新潟2歳S、函館2歳S、中京2歳S、すずらん賞、ききょうSなど。新馬戦・未勝利戦を勝ったばかりの馬も多く出る |
| 2026年の勝ち馬 | ニクスルーナ(3番人気、良馬場で1分21秒3) |
レースの特徴と歴史
1996年に牝馬のレース体系が見直されたときに新設された2歳牝馬限定の重賞で、それ以来、基本的に京都芝1400mの外回りで行われている。2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦という位置づけで、勝ち馬にはダノンファンタジー、レシステンシア、メイケイエールなどがいる。2020〜2022年の3回は改修工事のため阪神で行われたので、過去のデータを見るときは開催場の違いに注意したい。近年は有力馬が東京のアルテミスステークスを選ぶこともあり、出走馬の顔ぶれが手薄になりやすいという見方もある。2026年は11頭立てだった。
過去の傾向
過去10年(2016〜2025年)で1番人気は4勝し、3着以内に入ったのは10回中7回だった。ただし10番人気以下も7頭が3着以内に入り、2022年と2023年は2桁人気の馬が勝っている。同じ10年で3連単が10万円を超えたのは3回(2022〜2024年)である。前走の成績では、3着以内に入った30頭のうち27頭が前走でも3着以内で、勝ち馬10頭のうち8頭は前走1着だった。勝ち馬の前走距離は1200mと1600mが4頭ずつ、1400mが2頭と分かれている。なお、この10年には阪神で行われた3回も含まれている。
主な前哨戦
報道各社の過去10年の集計によると、前走が重賞の馬では小倉2歳Sと新潟2歳Sの組がそれぞれ1勝・2着1回・3着1回を挙げている。函館2歳Sの組は、2022年に勝ち馬ブトンドールが2着に入るなど2着が1回ある。2026年は函館2歳Sを勝ったフェリチタが2着だった。重賞の組と並んで多いのが新馬戦や未勝利戦を勝ったばかりの馬で、過去10年で両者合わせて6勝している。2026年も、阪神芝1400mの未勝利戦を勝ってきたニクスルーナが勝った。
予想のポイント
このサイトが公式結果から作った京都芝1400mの集計は、このレースだけでなく、同じコースで行われた全レース(2023年11月〜2026年10月の116レース)の数字である点に注意してほしい。この集計では、勝ち馬のうち4コーナーで先頭だった馬が15.5%、2〜4番手だった馬が37.1%で、前で運んだ馬が半分強を占める。馬番の位置による差は小さいが、内側の馬は勝率5.8%と、中(7.6%)や外(7.5%)よりやや低い。2026年のこのレースは前半がゆったりした流れになり、11番人気で逃げたバタフライが3着に残った。キャリアの浅い2歳牝馬どうしの争いなので、前走の内容と、当日のペースになりそうな展開をあわせて考えるとよい。
このコースの過去のレース結果の傾向:京都芝1400mの傾向